ロゴ制作を外注する際の依頼方法比較


ネットビジネスが主流となってきている現代社会において、仕事で大切なことの一つともいわれる

FACE TO FACE

の形も変わりつつあります。
以前は、営業マンが取引先担当者を訪ねて
世間話を交えながら親睦を深めよりよい関係を築き上げつつ良い成果へとつなげていく。
「足」を使った仕事が当たり前でした。
しかし、現在では、営業マンが電話やメール、テレビ電話などを利用して取引先と
交流をし、良い成果を上げるという仕事スタイルに変わってきております。
インフラを利用して時間の価値や効率化を重要視してきている傾向が強くなってきている
からかと思われます。
このスタイルの一つの形態として、クラウドソーシングサイトが活躍しており、
年々、多くのクライアント、フリーランサーが登録しております。
特に、比較的入り口が広いロゴなどデザイン部門については、多くのフリーランサーが登録しており、
クライアント側は、「コンペ方式」が採用される傾向が強く、様々なコンペにデザインを提出している傾向があります。

約1つのロゴ案件に対して、100名前後のデザイナーが提出してくるため、
確約できる可能性は、0.01%前後。まさにデザイン部門では、弱肉強食の時代へ突入してきております。
この競争世界を乗り越えていくには、ある程度のタフさとハングリー精神が必要になります。
とはいうものの、もともと「フリーランサー」の暗黙の条件であり、本来の意味が明確になっただけとも言えます。
しかしながら、この暗黙の条件を理解せずにフリーランサーとして働く人もいることでしょう。
副業やお小遣い程度としてのフリーランサーでは特に問題はないかと思いますが、
本職としてのであれば、少し厳しいかもしれませんね。

逆に、デザイナー企業に勤める「正社員・契約社員」というシステムであれば、
フリーランサーほどのタフさ、ハングリー精神は必要ないかもしれません。
まず、金銭面については、給与という形で手にすることができます。
また、仕事も取引先からの外注を企業が受注し、上司から仕事を請け負う形になります。
ただし、社内には自分一人だけでなく数人もしくは、何十人ものデザイナーがいるのですから、
日々、感性を磨かなくてはいけません。なぜならば、そのロゴが企業の実績ともなるからです。

一昔前、「草食男子」「肉食女子」という言葉が流行ったのを覚えてらっしゃいますでしょうか?
フリーランサーは「肉食」。正社員は「草食」。といったイメージが分かりやしかと思われます。

ところで、「ロゴ」の依頼では、クラウドソーシングではなく外注に拘るクライアントもあります。
その理由として、
・顔の見えない相手に仕事を託すのは不安
・細かい打ち合わせができるのか?
・期日に間に合わない可能性もある
・伝えようとするニュアンスが伝わりにくい

などが挙げられます。
人の繋がりや相手を思いやる気持ちの強い日本の文化ならではの理由が多く見受けられます。
また、企業のロゴということであれば、一生ものであるがゆえ、費用をかけてでも信頼できる人に託したいという
思いがあるのも頷ける理由の一つです。

ロゴはロゴでも「ロゴの価値/重要度」によって、

従来の「外注」システム
「クラウドソーシング」サイト

どちらのメリットがそのロゴを最大限活かせるかを考慮して、選択するべきかと思われます。


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