特集:ワークシフトご活用の動向②


フリーランサー登録数からみる仕事ニーズのトレンド

平素よりワークシフトをご活用いただき、誠にありがとうございます。
今回は2018年3月~5月のデータをもとに

・どこの国のどのようなスキルをもつフリーランサーが
・これまでに多く登録し、また今増えており
・どのような仕事を受注しているのか

検討します。
仕事依頼の多い国からは、多くのフリーランサーが登録をおこなう傾向があり、登録のトレンドはクライアント様のニーズを反映しています。
まずはこれまでワークシフトにどこのフリーランサーが多く登録し、どのような仕事を受注しているかを分析します。

A.)どの国のフリーランサーが多く登録している?

フィリピンからの登録が圧倒的に多くなっています。アジアの中にあって英語を公用語として話す国であるという強みを持っていることは、欧米をはじめ世界中のクラウドソーシング・プラットフォームへのアクセスを可能としています。また、国内雇用市場の飽和や都市部の交通問題により、海外に働く場を求めていく傾向もフリーランサー増加の要因のようです。ワークシフトでも、英語が公用語である強みと低コストを活かし、翻訳や現地調査、展示場の現地スタッフ、各種デザインなど、さまざまな仕事を受注しています。
また、インドやバングラデシュ、パキスタン、ネパールといった南アジア地域の国々からも数多くの登録があります。特にインドは世界全体のフリーランサーの4分の1を占める一大フリーランス労働大国で、外貨獲得にも貢献しているほどです。これら南アジア地域の国々では、大卒以上の高学歴層などが本国よりも高い収入を求め、IT分野を中心に活躍しています。実際、これらの国の情報系の学生をリクルートしに欧米企業が拠点を設けたり大学へと説明会に来るほどです。IT系の人材も多いこれらの国々のフリーランサーは、コンテンツ作成やWeb市場調査、アプリ開発まで幅広いニーズに応えています。
インドネシアやベトナム、マレーシアやタイの東南アジアの優秀なフリーランサーが数多く登録しているのは、ワークシフト独自の特徴です。日本唯一の外国人向けクラウドソーシング・プラットフォームであり、また日本への留学生や日系企業が数多く進出している地域ということから、帰国後や日本で働きながらフリーランサーとして登録する方が多いようです。現地調査やライティング、商談セッティングなどで継続的にリピートして活用されるクライアント様が多くなっています。

では、直近ではどこのフリーランサーが、どんな仕事のニーズとともに増えているのでしょうか。

B.)最近どこのフリーランサーが増えている?

数字で見ると、フィリピンや南アジア圏の国々が引き続き登録が増えていますが、直近の増加率は北アフリカの国々が高くなっています。フリーランサーとなりうる外国人を集める際、FacebookやLinkedin、現地の電子掲示板などを通じてアプローチをおこなうのですが、フランス語圏やアフリカをターゲットにしていく過程でこの数ヶ月の間に増えていったものと考えられます。
ケニア、モロッコ、ナイジェリアは日系企業の進出が進む国々です。北アフリカ諸国は地中海に面していることから、欧州に向けた地理的なハブとして工業化が進み、また天然資源や人口の面でも未来の最大市場として高いポテンシャルを持っています。旧宗主国であるイギリスやフランスの影響から、英語やフランス語が公用語として使われている国も多いため、言語的なハードルが相対的に低いとも言われています。一方で、インフラ整備の遅れや政情不安、商習慣の違いや多民族性ゆえの異文化理解の難しさといったリスクや参入障壁があります。そのため、現地情報の収集や現地の状況に精通した人材はアフリカへ進出するにあたって非常に重要になってきます。

アフリカに向けた海外進出にも、ワークシフトの優秀なフリーランサーを活用してみてはいかがでしょうか。


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