クラウドソーシングは日本の人口減問題を解決するか(第1回)


■減っていく人口(労働力)

皆さんご存知のようにこのまま行くと日本の人口は確実に減っていくことになりそうです。

人口曲線
総務省 平成24年度

もちろん、政策など対策を講じることでこの予想曲線は変化するかもしれませんが、

人口減

高齢者比率上昇

労働人口減少

の流れは容易には止められそうにありません。

そこで以前の記事でも触れたことがあるかもしれませんが、我々のワークシフトなどのクラウドソーシングがその問題を解決する可能性について考えたいと思います。

これはクラウドソーシングで、人口や出生率を増やそうという意味ではなく、
労働力中心のお話でございます。

人口減によって減ってしまった労働力をクラウドソーシングで補えないでしょうか。
もっと言うと、『国内に人がいないなら海外に仕事を頼んでしまおうよ。』という意味です。

■英語力

障害になるのものの一つに日本人の英語力がございます。
現在ワークシフトでは、日本人が英語ができるようになるまで待てないので、
日本語が堪能なフリーランスの方を中心に集めるようにしていますが、
母国語が違う人が細かい仕事のコミュニケーションをとるのは、結構大変です。

ただ、逆に言いますと、シンプルな仕事であれば問題なく依頼できますし、
簡単な英語であれば、Google先生にお願いして翻訳してもらえるので、困りません。

そして、ネット上でアウトソースしたい仕事、そして依頼しても大丈夫な仕事は、
シンプルな仕事の方が多いと考えています。

例えば、エクセル入力やリストアップなどの軽タスクから、ブログなどのライティング、
翻訳や、バナーデザイン、ロゴデザインくらいまでであれば、高校生程度の英語力で問題ないと考えています。

■文化の違い

これは慣れなのですが、例えばワークシフトですと60カ国以上の方に登録して頂いており、
文化もそれぞれです。

間違いなく言えるのは、日本人と同じ感覚でやってしまうと失敗する可能性が高まってしまうということです。
それは、期限の設定や最初に行うオリエンテーション、途中のコミュニケーションなど細かい話になってしまうのですが、
一番のコツは、ひつこいくらい詳細に伝えることです。

日本では当然であることが当然でないのが、ミスコミュニケーションの元凶であることが多いので、
面倒でもそのようにすることをお勧めしています。

第2回に続く。


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